計算方法

小さな値を扱う [オプション]-[計算方法]-[小さな値を扱う]

 通常は15桁の電卓の場合、1E-14(0.00000000000001)未満の数値は0として扱われます。このオプションにチェックを入れると±3.6E-4951までを指数表記で扱えるようになり、±0.0001未満は指数で結果を返します。関数電卓向けの機能であり通常使用することはありません。
 入力例:1E-50 [1][E][+/- (Insert or F9)][5][0]

 

端数処理

F(表示できる桁いっぱい)・小数第n位に丸める
 実物の電卓の小数点セレクタ機能に相当し、通常はここをチェックした状態で使用します。丸める場合小数の桁数を指定します。
丸め方法 [オプション]-[計算方法]-[端数処理・丸め方法]
 実物の電卓のラウンドセレクタ機能に相当します。
 [=], [% ], [税込], [税抜], [税]で計算したときの、端数を丸める方法を選択します。

 

例:小数点セレクタを1にした場合

 

元の値 0.14 0.15 0.25 -0.14 -0.15 -0.25
Cut 切り捨て 0.1 0.1 0.2 -0.1 -0.1 -0.2
Up 切り上げ 0.2 0.2 0.3 -0.2 -0.2 -0.3
5/4 四捨五入 0.1 0.2 0.3 -0.1 -0.2 -0.3
JIS Z8401-1999 偶数丸め 0.1 0.2 0.2 -0.1 -0.2 -0.2

 

三角関数の角度単位[オプション]-[計算方法]-[三角関数の角度単位]

 三角関数を用いたときの角度の単位を指定します。Cycle(サイクル), Deg(度), Grad(グラジアン), Rad(ラジアン)のいづれかで初期値はDegです。
 Cycle = Rad / (2 * Pi)
 Deg = Rad * 180 / Pi
 Grad = Rad * 200 / Pi

 

入力方式 「計算の仕方」以下の項を参照
  • 普通電卓:シャープ製やシチズン製の普通の電卓と全く同様の感覚で操作できる方式です。
  • 標準関数電卓:関数電卓と同様に括弧付きの計算ができ、乗除算も数式どおりに計算できる方式です。
  • 数式表示:数式表示ができるタイプの関数電卓です。入力した数式そのままに計算し、カーソルキーで編集することができます。(スキンを使用しているとき[数式表示]は無効です)