[ワークシート]-[シートの追加]または[ワークシート]-[シートのプロパティを変更]
すでにデータが入力されている場合、1D / 2Dの切り替えはできません。シートの追加と削除で対応します。
本ソフトウェアは原板の種類ごとにワークシートを別にして管理することができます。表計算ソフトで複数のシートを扱うことができますが、そのイメージです。
シートに付ける名前として素材名とその厚さがあります。[オプション]ウインドウの[原板種類リスト]でよく使う名前を登録しておくことができます。厚さも文字列として管理していますので単位を付加するなどが可能です。シート名は重複することができません。[ワークシート]-[ファイルから挿入]などで追加する場合、重複するシート名には連番が自動的に付加されます。
目方向がある素材など部材の向きを変更したくない場合には「全て不可」を選択します。「個別に設定」を選択した場合には部材リストにチェックボックスが現れます。個別設定からこれを変更した場合、もとに戻すことはできませんのでご注意ください。
編集機能はどうしても表計算ソフトに劣りますので、それらから編集したものをコピペすることをお勧めします。
同じデータを入力する機会が多いのであれば、CSV形式でのインポート・エクスポート機能をご利用ください。右クリックメニューから実行できます。
フィールド(コメント・横・縦・枚数などのこと)をクリックするとソートします。サイズでソートしたとき同じサイズでデータが並ぶ場合は青文字で表示され、ます。データの重複チェックなどにご利用ください。
オプションにより重複を統合させるか指定することができます。
扱えない値(数値でないなど)を入力すると赤文字で表示され、配置計算時に無視されます。
コメント欄のみセル内改行に対応しています。[Ctrl]+[Enter]で入力します。CSV形式など、インポート・エクスポート先のソフトがセル内改行に対応していない可能性がありますのでご注意ください。Excel、Googleスプレッドシートでは利用可能です。
[オプション]-[配置計算]-[小数部分の桁数]を参照してください。計算可能な値の範囲が変わります。
原板のサイズの場合、端を切り落とす必要があるなどで配置できない範囲がある場合はトリミング機能を利用します。
板材の柄に目方向がある場合はその向きを横とした値を入力します。
「縦、横、高さ、奥行き、幅、Height、Width、Length、Depth、X、Y」などの表記を[オプション]-[表示]-[サイズの表記法]で設定することができます。
原板の場合、空欄にした場合は無制限に存在するものとします。
部材・先行使用原板の場合、空欄にした場合は1枚とします。
複数種類の原板が存在する場合、部材の配置計算は効率が良いように自動で割り振られますが、再優先で消費したい材はここに登録することによって、面積の小さいものから消費されます。
定尺材を原板リスト、端材など在庫にしたくない材を先行使用材に登録する使い方ができます。
端材であっても比較的サイズが大きかったり、後にとっておいて構わない場合など、原板リストの方に入れる考え方もあります。
この機能によって、歩留まり優先ばかりでなく在庫軽減優先の運用が可能です。
2次元配置の場合、シートのプロパティで[部材の回転]-[個別設定]を選択している場合のみチェックボックスが部材リストに現れます。
回転(縦置き)にすることができる部材にチェックを入れます。チェックはマウスクリックのほかスペースキーでチェックできます。
回転の個別設定が含まれるCSVテキストをインポートするときは、このオプションを事前に個別設定にしなければ情報が欠落することになります。テキストでは回転可能=1 回転不可能=0 になります。
見積もり支援機能として原板単価を入力し、印刷の[単価を表示]オプションを選択すると、印刷時に使用原板の合計価格や面積と歩留まりを元にした部材単価が計算されます。配置計算には影響しません。
[ツール]-[オプション]
詳しくはリンク先を参照してください。
刃物の切断幅(アサリ寸法)などを設定します。
フォントの切り替えなどを設定します。
部材の色分けや、どこから切断し始めるかわかりやすくする機能などを設定します。
原板の端で部材を配置しない範囲を指定します。
[ツール]-[配置計算]
部材を配置計算をします。「強制終了」ボタンはその時点で探索済みの最優良結果を表示します。まだ一つも探索できていない場合は結果は表示されません。
すでに計算済みのワークシートについては計算しません。本ソフトのバージョンアップなどで必要な場合は[ツール]-[再計算]で計算し直します。
長さの形式が小数点の場合、ズーム率100%の時、1800*900の図は1800*900ピクセルで描画されます。
長さの形式がフィートインチの場合、Windowsのスケーリング設定に従います。
残材のリストを面積順で表示します。
[オプション]-[表示]-[端材リストの表示]で細かすぎる端材は対象から取り除くことができます。
使用した原板の枚数を表示します。
原板の枚数不足など、配置できなかった部材が表示されます。
[ファイル]-[ページ設定]、[ファイル]-[印刷プレビュー] リンク先参照
[ファイル]-[上書き保存]、[名前をつけて保存]
計算した図や板材データは専用の.recx形式で保存することができます。.recxはマイナーな独自形式ではありますが、仕様は公開しており、他のソフトウェアと連携させることができます。
.recx ファイル仕様参照
コマンドラインオプションでデータの読み込みから出力まで自動化することができます。
右クリックメニューよりCSV形式でのエクスポートや、図のEMF形式での保存に対応します。