計算時間と最適化のバランスを設定します。長く時間をかけてより多数探索するほどにより良い解が見つかる可能性があります。しかし、大半の問題は探索が永久に終了しません。そこで、探索中の現在の最新解より良解がここで設定した値の秒数更新されなくなったときに収束したとみなして探索を終了させます。
時間によって打ち切っているため、同じ問題であってもPCの性能によって異なる結果が出る場合があります。すなわち、遅いCPUほど長く設定したほうが良いことになります。マルチコアプロセッサ対応なのでコア数が多いPCほど有利になります。また、同じ問題、同じPCであっても別々に同時並行して探索しているためにタイミングによっては異なる結果が出る場合があります。組み合わせられる数が少ない問題はこの時間より早く終了する場合があります。"0"は最速で結果を出します。2次元においては"0"でもほとんどの場合十分な歩留まりを出力しますが、より時間をかけて同じ歩留まりでも切断工程数を減少させる木取り図を出力します。
端材が残る場合の配置方法を指定します。
1次元最適化で工程数(図数)優先と残材長さ優先が選択できるように2次元も複数の配置候補を列挙します。
リンク先参照
[ワークシート]-[シート]のプロパティに同じ
現在表示しているシートについての部材の回転の可否などを設定します。リンク先を参照。
フィート・インチは米国向け機能です。通常は[汎用小数点]をご利用ください。
分数インチの分母は設定精度内の 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128 に対応しています。インチ入力の場合右端の"記号は省略することができます。フィート・インチの単位記号は [ft], [′], ['] インチの単位記号は[in], ["], ["]に対応しています。
最小単位を設定します。小数点の場合は小数部分の桁数を設定します。有効な値の範囲が変わってきます。アサリ寸法や最大切断帳などの長さの設定もこの設定に従います。部材・原板データ入力は、有効な値を外れるとデータの文字色が赤くなり、配置計算時にデータとしては無視されます。精度の設定が0.1であるにも関わらず小数が使用されていない場合などには自動で変更されます。
長さの形式・精度を変更しても、すでに入力されているデータは変換されません。
切断機の能力に合わせた配置をします。板材は4200*600だけれどもパネルソーは1850までしか切れないという場合などに使用します。何も入力しなければ制限なし(下記の有効な値の範囲、その他最大長)になります。
「長さの形式」と「精度」に基づいた形式の数値を入力します。0.1単位で入力したい場合は精度を0.1に設定します。
この項目は[ワークシート]-[シートのプロパティ]へ移動しました。
同じサイズの部材を同一とみなすことで計算の効率を向上させます。
チェックしてある場合、コメント欄は"|"で連結されます。同じサイズの部材でも図を別々にしたい場合にはチェックを外します。
0から99までの数値で、数値を大きくするほど面積の小さい方の原板を優先します。サイズが小さいほうが単価が安い・取扱がし易いなどの都合により、実際の配置計算結果を見ながら設定を変えます。
「先行使用原板」は面積の小さいものからこの設定とは無関係に最優先で消費されます。端材の在庫処分をしたい場合などに使用します。