オプション - 配置計算

配置速度と探索数

時間と最適化の効率のバランスを設定します。
バーの一番左を1として

 

1 - 省メモリ・速度最優先。大規模問題やメモリが足りない場合に利用。
2- マルチコアプロセッサ対応はこれ以降。
3- 初期値。
4 - 3の数倍の時間がかかる場合があるが、結果は3と大差ない場合が多い。

 

Ver. 11のバージョンアップで1次元のアルゴリズムを大幅に書き換えました。従来バージョンより時間をかけることでより高精度な解を算出します。1次元でこの設定の値を1にした場合がおおよそ前バージョンの精度と計算速度に相当します。これに伴い、Ver10.8以前は5段階でしたが旧の2を削除しました。旧の5が4になります。コマンドラインオプションで指定している場合はご注意ください。

 

収束判定 1Dのみ

配置計算において現状の解より良解が指定の秒数更新されない場合に収束したとみなして探索を終了させます。
そのため、同じ問題であってもPCの性能によって異なる結果が出る場合があります。また、同じ問題、同じPCであってもマルチコアプロセッサ対応である都合上のタイミングによって異なる結果が出る場合があります。また、組み合わせられる数が少ない問題についてはこの時間より早く終了します。

 

最低探索時間 2Dのみ

瞬間的に終わってしまう問題のために、より探索数を増やすための設定です。部材の種類が少ない場合など、この時間より早く終る場合もあります。2~3秒程度が標準です。逆に長時間探索させることもできますが長時間計算させたところで結果は変わらないか大差ありません。

 

1次元配置計算

  • 工程数優先
    残材の長さよりも工程数(より少ない木取り図の数)を優先します。

  • 残材長さ優先
    なるべく長く最後の残材を残す結果を出力します。

どちらで計算しても最終的に必要となる原版本数は変わりません。
工程数優先であっても余分な定尺材が必要となる結果は出しません。

 

 

長さの形式

フィート・インチは米国向け機能です。通常は[汎用小数点]をご利用ください。

  • 汎用小数点
    例:1830.2
    ミリメートル・センチメートル・インチなど、数値の単位は自由に想定してご利用してください。
  • フィートと小数点インチ
    例:10' 3.5"
  • 分数インチ
    例:15-1/2"
  • フィートと分数インチ
    例:3' 5-1/8"

分数インチの分母は設定精度内の 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128 に対応しています。インチ入力の場合右端の"記号は省略することができます。フィート・インチの単位記号は [ft], [′], ['] インチの単位記号は[in], ["], ["]に対応しています。

 

精度

最小単位を設定します。小数点の場合は小数部分の桁数を設定します。有効な値の範囲(下記参照)が変わってきます。アサリ寸法や最大切断帳などの長さの設定もこの設定に従います。部材・原板データ入力は、有効な値を外れるとデータの文字色が赤くなり、配置計算時にデータとしては無視されます。精度を高めると処理時間とメモリ量がかかるようになるため、必要十分なレベルの精度を設定してください。

 

※長さの形式・精度を変更しても、すでに入力されているデータは変換されません。

 

小さいほうの原板を使用する優先度

0から100までの数値で、数値を大きくするほど面積の小さい方の原板を優先します。サイズが小さいほうが単価が安い・取扱がし易いなどの都合により、実際の配置計算結果を見ながら設定を変えます。

 

「先行使用原板」は面積の小さいものからこの設定とは無関係に最優先で消費されます。端材の在庫処分をしたい場合などに使用します。

 

最大切断可能長

切断機の能力に合わせた配置をします。板材は4200*600だけれどもパネルソーは1850までしか切れないという場合などに使用します。何も入力しなければ制限なし(下記の有効な値の範囲、その他最大長)になります。ロール状など横方向に長尺材は、この値に基づいて分割して表示します。

 

下記の「長さの形式」と「精度」に基づいた形式の数値を入力します。0.1単位で入力したい場合は精度を0.1に設定します。

 

アサリ寸法

鋸の切れ幅を指定します。せん断する場合は0となります。上記の「長さの形式」と「精度」に基づいた形式の数値を入力します。0.1単位で入力したい場合は精度を0.1に設定します。

 

同一サイズの部材を統合する

チェックしてある場合、同じサイズの部材は合計して計算します。

 

シートのプロパティを変更

部材の回転の可否などを設定します。リンク先を参照。

 

有効な値の範囲

部材・原板の種類数 約6万5千
部材・原板の合計枚数 約42億
実際に扱える規模はメモリ容量に依存します。(32bit Windowsで2GB, 64bit Windowsで4GBまで)
2Dの原板の水平方向への範囲が広いのはコイル材(鉄板などをロールにしたもの)などの長尺物にも対応するためです。

 

 

精度

原板水平方向最大長
(2Dのみ)

その他最大長

最大アサリ寸法
小数点 1 9999999 65000 500
0.1 999999.9 6500 50
0.01 99999.99 650 5
小数インチ 0.1” 83333’ 3.9” 6500” 50”
0.01” 83337’ 3.99” 650” 5”
0.001” 8337’ 3.999” 65” 0.5”
分数インチ 1/8” 104166’ 7-7/8” 677’ 1” 5’ 2-1/2”
1/16” 52083’ 3-15/16” 338’ 6-1/2” 2’ 7-1/4”
1/32” 26045’ 7-31/32” 169’ 3-1/4” 1’ 3-5/8”
1/64” 13020’ 9-63/64” 84’ 7-5/8” 7-13/16”
1/128” 6510’ 4-127/128” 42’ 3-13/16” 3-29/32”